ダイエットをしよう! そう決めたのになかなか続けられず、結果が出る前に諦めてしまう。
一度は痩せたけれど結局リバウンドして元通りに、時には以前よりも太ってしまった・・・。
そんな経験はありませんか? ダイエットを続けていれば痩せられるはずなのに、どうにも効果が感じられず、モチベーションが下がってしまう、ということもあると思います。
ダイエットし続けるというのは、やってみると案外難しいもの。今回はそんなダイエットが続かない理由を深掘りし、どうすれば解決できるのかを考えます。
なぜダイエットが続かないの?
この記事を読んでいる、多くの人が「ダイエットが続かない」という挫折を体験したことがあるのではないでしょうか。
そもそもどうしてダイエットを続けることはこんなに難しいのでしょうか?代表的な理由をいくつか見てみましょう。
目標を立てずに始めてしまうから
1つ目の理由は、目標を立てずにダイエットを始めてしまうからです。なんとなく「痩せたいな」という気持ちだけだと、どうやってダイエットしたら良いか分からず、またどれくらいの結果が出ていれば順調なのかということも判断できません。結局何もしていなかったのと一緒、という可能性もあります。
また、目標を立てていたとしても、無理のある目標の場合はダイエットが続きにくくなります。
無理な食事制限や明らかに過激な運動などを自分に敷いてしまっても、辛いばかりでダイエットから逃げてしまいがち。早く痩せたいと思っても、今の自分の生活や運動能力などを鑑みて、どれくらいのダイエットであれば実現可能な目標かを見極めるようにしましょう。
ダイエットがストレスになっているから
達成困難な目標を立ててしまうことと似ていますが、ダイエットをすること自体がストレスになってしまっている場合も、ダイエットを長く続けることが難しくなります。
食事制限はダイエットをする上で必要ですが、あまり無理な食事制限をしているとストレスが溜まり、逆に過食傾向になってしまうことも多々あります。
また、栄養不足によって脳の働きが悪くなりイライラしてしまったり、ダイエットの効率が悪くなったりしてそれがストレスにつながることも。※1
運動の場合も、痩せようと思って取り組んでいる運動が自分の苦手な分野だった場合はストレスになるでしょう。今日は疲れたからいいや、と思ってズルズルそのまま運動から遠ざかってしまう・・・ということも考えられます。
ある程度の制限や頑張りはダイエットをする上で大切ですが、決して無理をしすぎないこと、ストレスを貯めすぎないことが大切です。
生活習慣や食生活などが改善できていないから
運動や食事制限を続けているのに効果が感じられない、ダイエットをもうやめたい・・・そんな時は、生活習慣や食生活に問題があるかもしれません。
例えば睡眠不足もダイエットの効果を下げる原因になり得ますし※2、気付かない間についつい間食してしまっていたり、ごはんを食べる時間がまちまちだったりすると、ダイエットの効果は出にくいでしょう。※3
ほとんど噛まずに飲み込んでしまうような早食いも、ダイエットをする上では避けた方が良い行為の一つです。
このように生活習慣や食生活の癖といったものは、なかなか自分では気づきにくいものですが、知らず知らずのうちにダイエットの効率を悪くし、モチベーションを下げる原因になっているかもしれません。
いきなり生活習慣の全てを変えることは難しいですが、メモを取るなどして自分の行動を振り返ってみても良いでしょう。
ダイエットを続けるためのコツが知りたい!
続けることが難しいと言われるダイエットですが、どのようなポイントを押さえれば長く続けることができるのでしょうか?4つのコツをご紹介します。
コツ①まずは無理のない目標を立てる
最初にやるべきポイントは、「無理のないダイエット目標を立てる」ということです。今の自分の体重や体型がどれくらいで、理想とどれくらいの乖離があるのか、どれくらいの期間をかければ無理なく痩せられるのかを考えてみましょう。
この時大事になるのは、決して無理のある計画を立てない、ということです。「これくらいできたらいいな」ではなく、「これだけだったら今の私にもできる」と感じられるくらいの簡単な目標から始めます。
まずはダイエットを習慣化することが大切なので、簡単な目標であってもやればできるという達成感を得るようにしましょう。
例えば、腹筋を1日に10回やる、ウォーキングを15分でもいいからやるなど、ダイエットの効果を考えたらもっと量や時間をかけたほうが良いと感じられるかもしれませんが、自分が今できる範囲がそこまでなのであれば少ない量・時間の目標でも構いません。高い目標を掲げるより、目標を達成できることが大切なので、まずは目標を立てるところから始めてみましょう。
自分だけで適切な目標を立てられるか心配・・・という場合は、スポーツジムなどで専門家に相談してみるのも良いでしょう。
コツ②目標達成を見える化する
コツ①にも通じる部分がありますが、せっかく立てた目標は達成がきちんと自分で把握できるようにしましょう。
例えばカレンダーに丸をつける、ノートに何を食べてどれくらいの運動をしたか、体重変動と一緒にメモを取るなど、自分がちゃんと目標に向かって進めているのか、どれくらいまで達成できているのかということを目に見える形で残しましょう。
頭の中で把握しているより、紙などに書いて見える化した方が後からでも正確に把握することができます。目標を決めっぱなし、ダイエットをやりっぱなしにするのではなく、きちんと振り返る時間を設けてこそ、目標を立てた甲斐があります。
コツ③ストレスをなるべく溜めない
先にご紹介したように、ストレスはダイエットの大敵です。ダイエットの効率を下げるばかりか、逆にリバウンドしてしまう危険性もあります。
そのため、ダイエットをすると言っても無理をしたり、自分に合わないダイエット方法を選択したりするのは止めましょう。体重を減らす上で、ある程度の我慢は必要ですが無理をしすぎる必要はありません。
ダイエット方法はいくつもありますから、その中で自分に合ったものを見つけるようにしましょう。一つのダイエット方法で効果を感じられなかったからと言って、ダイエット自体に向かないということはありません。
他のダイエット方法であれば、無理なく続けられることもあるので、一度ダイエットに挫折してしまったら別の方法を試す、というのも一つの方法です。
コツ④生活習慣を見直してみる
一日の生活習慣を見直してみて、ダイエットのために正しい生活習慣になっているかどうかを考えてみましょう。
ダイエットは食事制限だけ、もしくは運動だけで達成できるものではありません。食べるもの、動く頻度、そして睡眠時間など生活のいろいろなことが影響し合ってあなたの身体をつくっています。
まとめ
いかがでしたか?あなたがダイエットを続けられない理由のヒントが分かったでしょうか。ダイエットは難しいもの、辛いものと感じているかもしれません。
でも、痩せた時の達成感や痩せたことによって何かできるようになったり他人から褒められたりした時の喜びは計り知れません。
もちろん1日や2日ですぐに結果を出すというのは無理なことです。ダイエットを成功させた人は、必ず自分なりのやり方を見つけて長くダイエットに取り組んでいますので、あなたもダイエットを成功させるために長く続けられる方法を見つけてみてくださいね。
もし、1人でのダイエットに限界を感じたら、是非一度、無料カウンセリングにお越しください。あなたのダイエットを全力でサポートさせていただきます。
参照文献
※1 横越 英彦.脳の機能と栄養.心身健康科学.2010年 6巻1号 1_6-1_12.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhas/6/1/6_1_1_6/_pdf(参照 2020年2月27日).
※2 井出 雅弘.過体重, 肥満患者は標準体重患者に比べ睡眠が短い.心身医学.2005年 45巻8号 634-.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/45/8/45_KJ00003988738/_pdf/-char/ja(参照 2020年2月27日).
※3 鈴木 和枝, 福島 恭子.青年期女子における肥満の危険因子に関する検討.栄養学雑誌.2000年 58巻6号 273-276.https://www.jstage.jst.go.jp/article/eiyogakuzashi1941/58/6/58_6_273/_pdf/-char/ja(参照 2020年2月27日).
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